単語(五十音順) 意味
いんえい
印影
印章に朱肉を付着させ、紙に印文を転写したもの。押し形・印景ともいう。
いんかん
印鑑
あらかじめ中野区などの地方自治体に届出ておく印影。印鑑証明書により保存されてる印影と照会して使用する印章の正当性を証明することが出来る。鑑は照らし見るの意。
いんしょう
印章
はんこ・判子・印判・印形・印信・印・印顆ともいう。印材に印文などが逆さに彫刻してあるもの。朱肉を用いて紙に彫刻された文字を転写する。
いんぶん
印文
「いんもん」ともいう。印章に彫刻された字のこと。
かいこく
改刻
遺品や姓が変わったなどで使用する必要の無くなった印章の印面を削り新たに彫刻すること。
こぐち
木口
柘の印面のこと。転じて彫刻された印章のことをいうようになった。
こばん
小判
楕円形の印章。型が小判に似ていることからこう呼ばれる。
さぐり 印章の上下を示すための切欠き。
しゅぶん
朱文
陽文・陽刻。文字の部分を残して周りを除く彫り方で印影の文字が朱色になるから朱文という。実用印はほとんどが朱文。
タムガ モンゴルの印章。日本では蒙古襲来の時に沈んだ沈没船のものと思われるバスパ文字の銅印が発見されることがある。
ちゅう
印章上部にあるつまみ部分。亀や蛇、家畜や龍など縁起の良いとされる生物をモチーフに彫刻される。主に石材や象牙に彫刻される。柘の鈕では鼻鈕、瓦鈕、鶏頭鈕、筋入など単純化された形になることが多い。
つめいん
爪印
親指の先に墨を付け円弧型に指紋を残すこと。拇印は指の腹を使うが爪印は先を使う。江戸時代、印章を所有していない者が個人認証の手段としていたが、明治6年の印鑑制度成立によって禁止された。この爪印が現代指紋鑑定の考え方の基になったとの節もある。
どうけいいん
同型印
既製印などの大量生産品の場合、同一の印影が得られる可能性がある。また、パソコンのフォントを使用し機械彫刻で仕上げをしないと同型ではないが、見分けの付き難い似たような印が出来る可能性が高い。
はくぶん
白文
陰文・陰刻。文字の部分を彫る彫り方で印影の文字が白いから白文という。中野区の印鑑条例では枠をつけないと白文の印を実印登録できない。
はんこ
判子
1、印章の別名。2、印刷に使用される刷版。
ゆいいつむに
唯一無二
手作りされた印章は貴方の為だけのオリジナルな印章であるということ。
ゆびつき
指付
さぐり。
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